再発しやすい膣カンジダには地道な治療を
膣カンジダ(カンジダ膣炎)は
膣の中にいる
カンジダというカビ(真菌)が
異常に増殖することで
引き起こされます。
この病気の主な原因は
疲れやストレスによる免疫の低下や
抗生物質の使用などです。
膣カンジダになると
陰部のかゆみやおりものの
変化がみられるようになります。
治療としては
まず他の似た病気ではないか
培養という検査で調べてから
抗真菌薬を使うことになります。
この検査による確定診断が
非常に重要です。
患者さんの中には
市販薬を使ってみたけれど
良くならなくて来院したという方が
多くいらっしゃいます。
こういった場合、
細菌性の膣炎など実は別の病気で
別の治療法が必要だったという
ことも少なくありません。
かゆみやおりものに異常が
感じられるときは、自己判断でなく
婦人科医の診断と治療を
受けるようにしましょう。
膣カンジダは再発しやすいですが
治すことができる病気でもあります。
一度受診して治療しておくと
その後のいやな再発時にも
心配が少なくて済みますので
ご相談ください。
2016年06月08日