膀胱炎は女性にしばしば見られる病気です、ご相談ください
トイレが近くなったり、排尿時(特に、尿の出始めと出終わるとき)に
尿道口が痛んだり、尿が濁っていたり、血が混じっていたり、
といった症状が見られる場合は、ぼうこう炎かもしれません。
膀胱炎の原因は、尿道から膀胱に侵入した細菌(主に大腸菌)です。
女性は尿道が短いだけでなく、尿道口が肛門や膣に近いことから
細菌が入りやすく、膀胱炎が多いのです。
健康状態が良好な場合には、細菌が入っても膀胱炎にまで
至らないケースもありますが、過労や冷えなどが原因で免疫力が
低下しているときには、感染を起こしやすくなります。
当診療所では、膀胱炎の検査や治療を行っています。
まずは、尿を調べて、赤血球や白血球の数や炎症の度合いを
みてから、原因菌を特定します。
原因菌が分かれば、抗生物質など適切な抗菌薬を処方します。
腎盂腎炎の段階に至ると、点滴や入院の必要がでてくることも
ありますので、調子が悪いと思ったら、すぐに受診するようにしましょう。
2012年05月21日