当クリニックの院長である武部力は、日本臨床細胞学会が認定する細胞診専門医であり、 子宮がん検診をはじめとする婦人科のエキスパートです。
子宮がん検診は、水曜日(午前)、金曜日(午後)、土曜日(午前)に実施しています。
ご希望の方は、検査の精度を確保するため、以下の時間の間にお越しください。
- 子宮がん検診受付時間
- 水曜日・土曜日:午前9:30~午前11:30までの間
金曜日:午後6:00~午後7:30までの間
緊急避妊ピルは「アフター・ピル (morning after pill)」ともいわれます。
アフターピルは避妊に失敗した場合や避妊しないで性交をした場合に、緊急的に用いる避妊薬です。性交後72時間以内に服用する必要があるとされています。
従来からのヤッペ法(中用量ピル「プラノバール」を使用)は比較的安価な方法です。ただ、服用方法が12時間ごとに2回と複雑になることと、悪心(吐き気やむかつき)を強く訴える患者さんもいることから、最近では緊急避妊薬「ノルレボ」が処方されることが多くなっています。ノルレボは高価なお薬です。
どちらの方法も完全に妊娠を回避できるわけではないこと、服用後も妊娠の可能性はあるので適切な避妊をおこなうことが大切です。
当診療所ではそれぞれの方法についてよく説明したうえで、患者さんの希望を尊重した処方をおこないます。アフターピルの処方を希望される方は診療時間内にお越しください。
なお、費用はヤッペ法が5,000円、ノルレボが13,800円です。いずれも問診などの診察料や薬剤料など全て込み、保険適用外です。
子宮頸がんは、ウィルス(HPV)によって子宮の入り口あたりにできるがんで、近年20代から30代の比較的若い世代で増加しています。子宮頸がん予防ワクチンを接種することで、特に高い発がん性のあるHPVの感染をほぼ100%防ぐことができます。
当クリニックでは、この子宮頸がんを予防するワクチンの接種を実施しています。年齢によって、公費助成の対象となる方や自費でのお取り扱いになる方がありますので、事前にお問い合せ・ご相談いただくとよいでしょう。
なお、ワクチンでは防ぐことができない発がん性HPVもありますので、子宮頸がん予防ワクチンの接種後も、検診は定期的に受けてください。